雨降りで外を走れないときの代替トレーニング

雨降り、走る？走らない？

朝目が覚めて外を見た時に雨が降っていると正直内心ホッとすることが多い。そう、「これで走らずに済む、もうひと眠りできる」と思うからだ。その一方でこの程度の雨なら走れるんじゃないか？など、走らないことに対する罪悪感もちょっと感じることになる。

こういった雨の日でも走るべきか、それとも走らずにいるべきか？という悩みを持っている人は多いらしく、ランニング関係のサイトにあるQ&Aにもよくそんな質問を見つける。

この手の質問には、多少の雨なら走った方が良い！という回答がほとんどのようだが、私はあまり雨の日には走らないことにしている。

というのも、雨でも走った方が良い理由の一つにレース当日は雨が降るかもしれず、それに備えるためにも事前に雨天時に走る経験をしておいた方が良いというものがあるが、私には当面レースに出る予定がないということと、これまでの経験から軟弱な私は雨の日に走ると風邪をひくことが多く、濡れたシューズで豆ができやすくなるからだ。

雨天でもできる効果的な有酸素運動

そんなわけで、梅雨に入ると私の走行距離がグッと減るようになり、それにつれて体脂肪がぐっと増えてくる。（気がする）

私の朝ランの目的は、山歩きの基礎体力（心肺能力）の維持・向上、それにあわよくば体重をセーブしてクライミングに役立てたいというものなので、雨の日に室内でできる有酸素運動がないか探してみた。

階段の昇降が良さそうだと思ったが、さすがに早朝から自分が住んでいるマンションの階段を1時間も昇り降りを繰り返すのは気が引けたので、小中学校の頃に体力測定でやっていた踏み台昇降を思い出し、ホームセンターで買った踏み台を利用して昇降運動をしてみることにした。

更に、有酸素運動の前に適度な筋トレをするとより効果的らしいので、先月から使い始めていた腹筋ローラーを持ち出し、10回×3セットをやってから1時間の踏み台昇降をすることにした。

テレビの前に踏み台をセットし、すぐ横に置いたワゴンの上にタオルと団扇とセットしたクッキングタイマーを置き、タイマーのスタートボタンを押して昇降運動開始。

単調な昇降運動の繰り返しでも、Amazonプライムビデオや録画した番組をテレビで見ながらだと飽きず、10分も経つとじっとり汗が額から滲んでくるほどの運動量になる。

1時間の踏み台昇降運動を終え、ダメ押しに腹筋ローラーを2セット行ってからプロテインを飲んでシャワーを浴び終了。

10㎞を走ると歩数が1万歩強になるところ、ほぼ同じ1時間の踏み台昇降運動で4,000歩と少し。

雨で走れない日でもこの昇降運動をやっておくと、昼間の仕事中も朝ランをした日と同じような感覚が1日脚に残って体重の変動も走った日と同じくらいで推移しているのでそこそこ効果があるのではないかと感じている。

それと、腹筋ローラーを使い始めてから腹筋の輪郭もだいぶハッキリしてきた気がするので、こちらの効果にも気を付けていこうと思う。