塔ノ岳(大倉尾根往復)

2019年12月21日 日程:日帰り 人数:11名 形態:ピストン 交通手段:電車・バス アプローチ:大倉バス停下車 

所属している山の会で体力レベルC以上の山行に参加する条件として半年に1度は参加するように決められている月例の体力測定登山に最後に行ったのが一昨年の秋。(申し込んではいたが、天候によって月例が中止になってしまったという言い訳もあるが、、、)

山の会の山行に申し込むたびに、最終月例登山の年月が表示され心苦しいので久しぶりに参加してきた。

大倉バス停から出発

小田急線渋沢駅で降り大倉行のバス停に行くと、バスが出発したばかりでもすでに何人も並んでいて、その列の途中には登山部の高校生達の大量のザックが積まれていが、バスがやって来ても彼らは後ろの人に先に乗るように促し、促された人は別の行先のバスを待っていたらしく私が先頭で乗車した。

並んでいた人がひとしきり乗車した後で高校生たちが乗車して、できるだけザックが他の人の邪魔にならないようにまとめ、彼らは車内の人に気遣ってか小声で話している、引率者の姿は見えなかったがきっと普段からそのように指導されているのだろう。

バスは満員の乗客を乗せ出発、相変わらず人気の登山口だ。

大倉に着き、山の会のメンバーが集まり打ち合わせをしているところに行って参加申し込み手続きを済ませる。

準備運動など軽くミーティング、班分け、準備運動をしてから塔ノ岳を目指して出発、今回は総勢30名を超える大人数になり、私の班も11名。

バス停前にあったどんぐりハウスの食堂が廃業した後、広島あたりに本部を持つポプラというコンビニが開業して私も何回か買い物をしたが、そのコンビニは早くも撤退したらしくどんぐりハウスはがらんとしたカフェスペースになっていたし、大倉尾根に向かう途中にある乗馬施設入口に立っていた胸に「丹沢クリステル」というネームバッチを下げた人形もいなくなるなど、しばらく来ないうちに少しずつ様子が変わっていた。

どんぐりハウス

どんぐりハウスのコンビニはなくなっていた

久しぶりの大倉尾根往復

この秋の台風の影響なのだろう、大倉尾根の登山道脇にも土砂が流出しているところが何箇所もあり、バス停付近だけでなく登山道にもいろいろ変化があったが、人の多さは相変わらず変わらず、大人数の私たちは追い越しやすれ違いなどできるだけ周りに迷惑をかけないように、冬枯れの大倉尾根を歩くペースを保持しながら淡々と登った。

冬枯れの大倉尾根

冬枯れの大倉尾根

久しぶりの塔ノ岳への月例山行、背負う荷物の重さ10㎏以上と15㎏以上のうち控えめに10㎏の方を選んだこともあり、息切れすることもなく終始快調に塔ノ岳に到着した。

12月も後半に入ったというのに暖かく、登り始めが6℃前後、花立で4℃第だったので花立まではソフトシェルと中間着を脱いで半袖で丁度良かったが風が強くなってきたので中間着を身に着けたが大正解!金冷シあたりで気温が1℃台にまで急激に気温が下がった。

登っている途中の大倉尾根からはガスに遮られ烏尾山も三ノ塔も見えなかったので承知はしていたが、塔ノ岳山頂からの展望はゼロで富士山どころかユーシン方面の河原も見えず冷たい風が吹いているだけなので400円のコーヒーを頼んで尊仏山荘の中で食事をした。尊仏山荘

食事に必要な最低限の休憩時間を過ごすとすぐに下山、この月例山行は潔いほどドライだ。

塔ノ岳から下りながら鍋割山稜の上に雲の隙間から日が射すのを見て、今度は久しぶりにあのあたりに足を向けたいな、、、などと思いながら下山した。鍋割山稜

コース情報

大倉バス停8:36~9:15雑事場ノ平9:22~10:18堀山の家10:26~11:10花立山荘11:11~11:45塔ノ岳12:15~12:41花立山荘~14:01雑事場ノ平~14:35大倉バス停

MAP

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GPSデータ