平成最後のLSDで江ノ島&鎌倉ラン

4月29日 曇り 気温13度 走行距離42.21km 月間走行距離148.4km 年間走行距離383.9km

いざ鎌倉、いや江ノ島!再び、、、

googleマップで距離を計ると我が家から江ノ島まで丁度ハーフマラソンの距離ということで、昨年のゴールデンウィーク、どこにも行く予定がなく時間を持て余すあまりいまだ出場したことのないフルマラソンの距離を走ってみようと往復したが、ゴールデンウイークに沸く江ノ島と鎌倉の人ごみにやられた挙句シャリバテに見舞われ苦しい結果に終わった。

なので、今年はエネチャージジェル2本とミニクリームパンをザックに忍ばせてリベンジしようと再度江ノ島に向かった。

これで走行中の補給は安心だが、ただひとつ心配なのが今年はあまり走りこめず、今年に入ってからの走行距離が昨年同時期の半分程度になっていることだ、、、

今度はザックの中に水だけでなく食料も入れて出発!

今度はザックの中に水だけでなく食料も入れて出発!

自宅から江ノ島まで

自宅を出て鎌倉街道に入ってしばらくは街の中を単調に走るだけだが、清水橋を越えたあたりから郊外の雰囲気を感じるようになり、坂を登り切り七曲りのバス停を下ると左手の山の中に鯉のぼりを立てている大きな茅葺屋根の家が見えた。

鯉のぼりがある茅葺屋根のお屋敷

鯉のぼりがある茅葺屋根のお屋敷

しばらく走った先の道路沿いに「里山と古民家のある公園」という看板があったのでどうやらあの茅葺屋根のお屋敷がその古民家なのだろう。

鎌倉街道は鎌倉女子大の前で小袋谷の踏切に向かって左に曲がるが、その交差点を直進して江ノ島を目指して走る。去年富士山が見えた場所にさしかかったが富士山が見えるあたりには雲がかかっている。

笠間十字路を大船駅に向かい、今回は駅前を通り過ぎた信号を直進しないでモノレールに沿って左に曲がり大船三丁目の交差点を右折する。

大船駅前を過ぎモノレールに沿って左に進む

大船駅前を過ぎモノレールに沿って左に進む

大船三丁目交差点から渡る跨線橋の先が工事中でやっかいそうだったので、跨線橋を渡り終える前に階段を下ったらそこは小袋谷に向かう道だった。幸いこの辺りの土地鑑があったので、台町から山崎へ抜けて再びモノレール沿い(下)の道に戻ることができたが、この跨線橋は最後まで渡り切らなければならなかったのだろうと思った。

私が学生の頃、海水浴客で道路が混雑する時期、他の道路よりも比較的空いているモノレールの下を通るこの道を使って湘南方面から横浜に帰っていたが、普段誰もいないゲートに夏の時期だけ京浜急行の制服を着た係員がやってきて通る車から通行料を徴収していたので、おそらく公道ではなく京浜急行が所有する道路だったのだろう。

頭上をモノレールが通っていく

頭上をモノレールが通りすぎる

今はもう料金を徴収されることもない普通の道路だが、当時の名残なのか歩行者に対する配慮がほとんど感じられず、歩道は人がすれ違うのにも苦労するほど狭い箇所も多く、それどころか人の往来があるにもかかわらず歩道が途切れている区間さえあるので歩行者とすれ違う時にはゆっくり歩くようにした。

大船-江ノ島間を通うこのモノレールの軌道は上り下りが多く、まるでジェットコースターみたいだと言われるが、その下を通る道路もアップダウンが激しい。

起伏に富んだコースを走る

起伏に富んだコース

アップダウンに揉まれ、時には車道を走るスリルを味わってモノレール下の道を走り抜け鎌倉山入口から坂道を下り赤羽の交差点を左に曲がると腰越は近い。江ノ電の線路

海岸沿いを走り江ノ島の弁天橋まで行ったが、橋の上が混雑していたので今回も江ノ島まで行かず、海岸の石段に据えられたベンチに座ってクリームパンを食べて鎌倉に向かった。

江の島に渡る橋は大賑わい

江の島に渡る橋は大賑わい

ミニクリームパンで栄養補給

ミニクリームパンで栄養補給

江ノ島から鎌倉

去年は江ノ島までは何の不安もなく快調なペースで走って来れたが今回は途中で足に違和感を感じ、江ノ島で昼食を摂ってからストレッチをして違和感を散らそうとしたが、それが消えないまま鎌倉に向かって走り出す。

腰越漁協を過ぎた信号で陸側に渡ってすぐに次の信号でひっかかるのを避けたい気持ちもあり、小動(こゆるぎ)の急なスロープから砂浜に降りた。そこにある小さな入り江で子供が遊んでいる様子を見るとすぐ近くの江ノ島辺りで見た雑踏がうそのようで、どこか地方の海にやってきたような感じがした。

小動の入り江

静かな小動の入り江

砂が固くなっている波打ち際を波をよけながら走り、信号があるところを選んで再び道路に戻りスラムダンクの聖地と言われているらしい江ノ電の踏切ではきょうもたくさんの人が写真を撮っていた。

鎌倉高校前の踏切

鎌倉高校前の踏切は今日も人がいっぱい

前回、汗が目に入ったのを拭けなくておしぼりを持ってくればよかったと後悔したこともあり手ぬぐいを用意してきたが、ちょうど昨年と同じ稲村ケ崎あたりで汗で目が沁みだしたので、ハイドレのコックを開けてザックの上からハイドレタンクを押したらうまい具合に手に広げた手ぬぐいに水が落ち、おしぼりを作ることができた。

由比ヶ浜の鎌倉海浜公園の水道で頭から水をかぶり顔を洗うとサッパリするも、足がだいぶ重く感じられふくらはぎが張ってきたが、滑川から鶴岡八幡宮に向かう道は混雑というよりもごった返していて私にとって幸いなことに走るどころがノロノロあるくしかないほどの人ごみになっていた。

鶴岡八幡宮に近づくにつれ混雑してきた

鶴岡八幡宮に近づくにつれ混雑してきた

それでも段葛は多少空いていたので、適当なところで段葛に上がって距離を稼いだが鶴岡八幡宮に入ると人混みが一層激しくなり、諦めて歩くしかなかった。

段葛はところどころ空いていた

段葛はところどころ空いていた

鶴岡八幡宮は満員御礼

鶴岡八幡宮は満員御礼

舞殿の結婚式

舞殿で結婚式をしている様子が見られた

鶴岡八幡宮から北鎌倉へ向かう道も歩道が狭く人通りが多いので、走ったり歩いたりを繰り返す。

北鎌倉から小袋谷の踏切を渡り鎌倉女子大前に至る大船警察署の通りが一番つらかったのは昨年同様で、昨年と同じセブンイレブンで足が止まってしまい、ここで食べ残していたミニクリームパンの残りを食べた。

今回と前回、大船駅から赤羽まで別ルートを通ったがほとんど距離に違いが無いらしく、今回も南警察署の辺りで42.195kmとなったので、計測を止めて残り5㎞ほどクールダウンとばかりに買い物がてら家まで歩いた。

筋肉細胞がだいぶ壊れたようなので栄養補給!

筋肉細胞がだいぶ壊れたようなので栄養補給!

感想

練習不足!

大船駅前から川沿いの道を選んでフラットなコースを走った前回に対し、今回はモノレール沿いのアップダウンコースを選んだが、昨年に比べ明らかに走り足りていないのにこちらのコースを選んだのは無茶だったのかもしれない。

レースに出る予定はないけれど、フルに挑戦するのなら今の倍以上走らないと完走さえままならないと思った。

対策が功を奏した

前回の轍を踏まないようにと持って出たクリームパンと栄養ジェル、手ぬぐいのすべてが役に立ち、走っている途中の燃料切れがなかった。

また、試供品でもらった2runを飲んでから走った効果があったのか、前回のような足攣りもなかった。

走ったルート

Download file: 20190429085130.gpx