2020年1月26日 日程:日帰り 人数:単独 形態:周回 交通手段:自家用車
雨上がり、空いていそうな城山へGO!
1月は5日に菰釣山に行ったきり、その後の週末は都合がつかなかったり天候に恵まれなかったりで山に入れずにいて、最後の日曜も天候不良だったが昼頃には雨が止みそうだというので、どこか手近な山に行きたいと思っていたら津久井湖のほとりにある城山を思いついた。
津久井湖の駐車場から1時間弱で登れる標高375mの城山はKN-022というSOTAポイントになっていて、手軽に山岳移動無線ができることから人気が高いそうだが、直前まで雨が降っていれば空いていてビギナーの自分でも気兼ねなく過ごせるかも知れないし、5日に行った菰釣山のように寒くて居られないということもないだろうと思い出掛けることにした。
城山は戦国時代の山城跡
普段山に行くときには夜明け前に出発するが、今日は雨が止む時刻に合わせて到着すればいいのでのんびり朝食を済ませ、雨場ポツポツ降るなか10時過ぎに出発、相模原市内に入ったあたりで雨は止んだが、12過ぎ津久井湖に到着すると思惑通り普段と違って駐車場はガラガラだった。
駐車場に車を停めると目の前に城山が見える、ハイキングというよりも駐車場から公園内の遊歩道を散策するような感じだが雨上がりのどんよりとした曇り模様、ちょっと日が傾くと足元が暗くなりそうであまりのんびりできそうもないので急いで支度をして車を後にした。
駐車場から津久井湖観光センターの建物を回り込み国道をまたぐ歩道橋を通って城山の遊歩道に入るとすぐに、天気が良くて暖かかったらのんびりしたら気持ちよさそうな東屋がある。
東屋の先の歩道が左右に分かれていたが男坂に向かう左の道は通行止めになっていた、ここも台風の被害を受けたらしい。
その名の通り元山城だった城山をぐるりと回るように緩やかに登る遊歩道を歩いていくと道が二手に分かれ、左に行くと家老屋敷と書かれていたのでそちらへ向かうと屋敷跡らしい広場になっていてそこで行き止まりらしいが、ヤブ歩きの目で見ると顕著な踏み跡(けものみち?)に見え、ついそちらに歩みを進めてしまうと1mほどの段差があり、足元の土が緩くて少し苦労したが何とか乗り越え元の道に合流できた。
駐車場から40分弱で着いた城山の頂上には石碑があったが山名標らしいものは設置されていず、誰かが木にくくりつけた手書きの山名板に赤いマジックで書かれた“城山”という文字は日光で焼けてほとんど見えず、黒いインクで書かれた375mという標高だけがくっきりと残っていた。
頂上近くのベンチでSOTA開始するが、、、
雨上がりの曇天ということもありほとんど人影のない城山、頂上から一段下がったところにある湖を見下ろすベンチに荷を下ろしてインスタントココアを作って飲む。
曇り空で寒いので持ってきたコンロで暖かいラーメンでも作りたかったが、この辺り一帯は史跡のある公園で火気厳禁ということなので、途中のコンビニで買ってきたおにぎりで我慢、昼食をすませて運用をしようとチャンネルチェックをするために無線機のスイッチを入れて受信するがダイヤルを回してもほとんど交信が聞こえず、不安がよぎる。
いつもセットしているサブチャンネルをチェックしたところ、誰も使用していないので運用を始めるが全く反応なし!
他チャンネルの交信は数が多くはないが所々で入ってくるが自分のCQには反応なし、時々メインでコールしてみるがあまりにも反応がないので無線機が壊れているののではないかと不安になったころ、応答がありホッとする。
結局この日は東京都港区と戸塚区の2局からの応答があり、こちらからの送信には53から59のリポートをいただき先方局からの送信は57から58だったのでもちろん無線機が壊れていたわけでもなく、単に人が少なかったのだろう。
そうこうしているうちに14時を回ると日が傾き、曇天のせいか早くも辺りが暗くなりそうだったので下山、観光センターで地場の野菜をお土産に買って帰宅した。