ヤビキ沢(ナメ沢とシロヤシオ)

2018年5月19日 日帰り 7名
交通手段:自家用車 アプローチ:西丹沢ビジターセンター(旧西丹沢自然教室)駐車場
行程 西丹沢ビジターセンター9:29 ー 10:34ゴーラ沢出合10:37 ー 14:36石棚山稜分岐14:38 ー ゴーラ沢出合15:56 ー 16:34西丹沢ビジターセンター

ヤビキ沢は美しいナメで知られた石棚山稜に詰め上げる沢だ。この沢にはツツジ新道のゴーラ沢出合にある檜洞丸へ登る階段の右から入って行く。

この週末の天気は以前から芳しく無く週間予報から目が話せなかったが、実施日が近づくにつれ少しづつ良い方に変化してきてとうとう午前中の早い時期に雨が上がるという所まできたので、決行となった。大山の山頂が厚い雲で覆われているのを集合地の海老名駅から西丹沢に向かう車窓からみるにつけ天候が気になったが、雨粒が谷峨あたりでポツポツフロントガラスに当たり始め、丹沢湖に差し掛かる頃には間欠ワイパーでは間に合わないくらいの降りになってきた。

丁度シロヤシオの時期に当たるので覚悟はしていたが、雨模様にもかかわらず西丹沢ビジターセンター周辺の駐車スペースにはすでにぎっしり車が停まっていたので、登山口からは遠くなるが手前に駐車しようとUターンするためにビジターセンターの方に車を進めると運良く一台分の空きスペースがあった。

ビジターセンターの入り口は雨具を身に着けたり登山届を書いたりする人々で混雑していたが、中に入ると意外と空いていたので展示資料などを見ながら天候の回復を待つこと30分、空が明るくなり雨が止んで来た。シロヤシオを目指す大勢の人が歩いているツツジ新道を避けてゴーラ沢出合まで東沢を歩くことに決め、ビジターセンターで沢装備に身を固めて出発した。

ウエルキャンプ場を通り抜け東沢経由でゴーラ沢出合を目指す

ウエルキャンプ場を通り抜け東沢経由でゴーラ沢出合を目指す

 

入渓点はゴーラ沢出合だが、キャンプ場敷地を通り抜けてもツツジ新道に上がらずそのまま沢の中を歩いていく。時折日が射すと暑いくらいで沢靴で川の中に入ると水の冷たさが心地よく、ゴーラ沢に至るまでにいくつかの堰堤を高巻いているとすでに沢登り気分だ。

ゴーラ沢出合に向かうまでに何箇所も堰堤を高巻く

大勢の人々が休憩しているゴーラ沢出合に到着するとそこで私達も一休みしてから、入り口にある堰堤を高巻きヤビキ沢に入る。その後続けざまに2つ堰堤を高巻いて進む沢の渓相はさしたる滝もなくひたすらゴーロを歩く感じだったが、標高850m地点でゴーラ沢を左に分けた先で様子が一変した。

ゴーラ沢を通り越した先の二俣に差し掛かると「わぁ~っ」という感嘆の声を上げる先頭を歩いているメンバーの声に誘われ駆け寄ると、目の前に見事なナメ滝があった。

美しいナメ沢

 

だが、滝の前で集合写真を写真を撮り更に進むと100mも行かないうちにゴロゴロした岩にナメ滝が埋まり、何回もここを歩いているメンバーの落胆の声が聞こえた。どうやら前回来た後に崩落があってナメ沢がゴーロに埋まってしまったらしい。

自然の力の大きさと無常を感じながら歩いて行くと左岸側から倒れた大きな倒木が現れ、下をくぐり抜ける。どうやらこの辺り一帯の崩壊が下流にゴーロを撒き散らしたらしく、倒木の先には先程あったような見事なナメ沢がありその先数百mに渡って私達の目を楽しませてくれた。

横たわる倒木の根の周辺の様子からして大量の土砂も流出したことだろう

「丹沢の谷200ルート」の遡行図に”水カレ”と表記されている地点を境に涸れ沢になったので左沢に進み適当なところから尾根を目指した。

石棚山稜が近づいてくると行く手に白い花を付けたシロヤシオの木が見えてきた、標高540mのビジターセンターあたりはすでに散ってしまっていたが、1,100mを越える辺りは今が見どころのようでシロヤシオとトウゴクミツバツツジが共演する尾根を登り、それらの花々に見送られながらツツジ新道を下った。

 

今日のコース

コメントを残す